特定技能の外国人を雇うなら、建設キャリアアップシステム（CCUS）の事業者登録、技能者の登録早めに！

お世話になっております。
行政書士葛飾江戸川総合法務事務所の糠信　一善（ぬかのぶ　かずよし）です。

本日は、
特定技能の外国人を雇うなら、建設キャリアアップシステム（CCUS）の事業者登録、技能者の登録早めに
について紹介していきます。

まぁ、確かに色々登録は早いに越したことはないけれど、遅いと良くないってことだよね…？

そうなんです。
実は…、建設分野の特定技能の外国人を雇うにあたり、入管の審査だけではなく、入管の審査の前に国土交通省の建設特定技能受入計画の認定（外国人就労管理システム）を受けなければなりません。

入管の審査の前に建設特定技能受入計画の認定…？
すぐに入管の審査を受けて特定技能の外国人を雇うことができないんだね…？
となると…、その建設特定技能受入計画の認定についてはどこかに認定の方法や条件が載っているもの、なんだよね…？

はい。
仰る通りです。

建設特定技能受入計画の認定については、国土交通省の、
建設特定技能受入計画のオンライン申請について【新規】
に載っています。
こちらは、一般の方でも閲覧やダウンロードができます。
１年に１回くらいの頻度で更新もされていますので、更新されている場合は注意しましょう。

本当ですね。
『建設特定技能受入計画のオンライン申請について【新規】』…。
確かに国土交通省のマークがありますね。

建設キャリアアップシステム（CCUS）の登録が必要なのも、きっと、この資料に載っている…、ということですね。

はい。
その通りです。

下の画像の赤い枠の(2)をご覧ください。
受け入れ企業の認定条件になります。

・建設キャリアアップシステム（CCUS）の事業者登録が『完了』していないといけません。
・登録申請中では申請ができません。

と記載されていますね。

本当ですね。
・建設キャリアアップシステムの事業者登録が『完了』していること
・登録申請中では申請ができません
と記載がありますね…。

確かに、建設特定技能の外国人を雇うなら、建設キャリアアップシステムの登録は早めに行っていた方がよいですね。

今度は外国人の認定条件についてです。
下の画像の赤い枠の(1)をご覧ください。

やはり外国人の認定条件にも、

・特定技能になる外国人の建設キャリアアップシステム（CCUS）の技能者登録の『完了』していること
・登録中では申請できません

が記載されています。

書いてあるね…。
それがどうしたっていうんだい…？
あまり年寄りを機械でいじめるんじゃないよ…。

おばあちゃん、頑張って！！
黄色い枠には、
・登録申請中のため、後日入力
みたいなものはないよね…。

ということは、外国人就労管理システム上でも登録申請中の場合は想定されていないってことだよ。

あらまぁ、確かに…。
・海外在住のため入力不能
・他社に勤務中であり、かつＩＤ未取得のため入力不能
とは書いてあるけど、技能者登録のＩＤが入力できない理由はこの２つだけしかないってことだね。

最後に、わたくしの紹介です。
糠信　一善（ぬかのぶ　かずよし）はCCUS登録行政書士講習を受講済みです。
下に受講済証を添付いたします。