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相続や相続手続きとは…。 江戸川区担当の行政書士より

2020/05/16

相続とは

 

恐れ入ります。

行政書士の糠信 一善(ぬかのぶ かずよし)です。

 

相続とは何でしょうか…?

誰かが亡くなって、その人の財産が子供たちに移る、というイメージを想像されるかと思います。

でも、相続が正式にどういうものか考えたり、調べたりすることは、あまりないですよね…(笑)。

 

改めて、相続とは何か。

それは…、財産の無主物化を回避するために、亡くなった方(被相続人)の財産を、どなたかに帰属させるための「制度」です。

 

相続はいつ発生し、どういうことが始まるか…

 

では、相続はいつ始まり、どういうことが具体的に発生するのでしょうか…?

被相続人が死亡すると、その「瞬間」に相続人について相続が「開始」し、相続人による「遺産の共有」が始まる扱いとなります。

簡単に言うと、誰かがなくなると、その瞬間に相続が開始します。

そして、その瞬間に相続人の遺産の共有が始まる、ということです。

 

それは、相続人が被相続人の死亡の事実を知っているかどうかや、死亡届を出したかどうかなどは関係ありません

被相続人の財産をどなたかに帰属させ、財産の無主物化を回避するため、ということで勝手に始まっているんですね…。

でも、じゃあなぜ相続は色々手続きするのでしょうか…?

 

 

なぜ相続手続きには色々手続きがあるか…

 

なぜ相続手続きには色々手続きがあるか、という疑問については、そもそもこの社会に住むほとんどの方が、財産をどういう形で保有しているか考えるとわかってきます。

 

 

財産をどのような形で保有しているか

 

この社会に住むほとんどの方がどういう形で財産を保有しているか…。

皆様も同じように、大体、

 

・預金

・株式等の有価証券

・家や土地等の不動産等

 

で保有しています。

そうです、自分で管理しているタンス預金なら、財産を分配したりするのに手続きの必要はありません。

しかし、自分ではない、金融資産を管理している銀行や証券会社、不動産の登記名義などを管理している法務局が関わっているから、手続きが必要なんですよね。

自分以外に管理を任せている(あるいは社会の構造上勝手にそういう管理を任せるシステムになっている)のですから、銀行や証券会社、法務局でのそれぞれの手続きが必要になるのですね。

 

ですから、相続手続きとは…、故人の財産を、残された遺族の方々へ分けるための様々な手続きや名義変更手続き等を指す、と言われるわけですね。

相続の開始原因

 

ところで、相続の開始原因は何でしょうか?

相続の開始原因は…、人の死亡を原因として開始します(民法第882条)。



【民法第882条】
相続は、死亡によって開始する。

 

相続の開始場所

 

そして、相続の開始場所はお亡くなりなった方の住所において発生することになっています。

【民法第883条】

相続は、被相続人の住所において開始する。

 

 

共有とは

 

では、先に出てきた「共有」とは何なのでしょうか…?

共有とは、数人が1つの物を所有している状態のことをいいます。

民法第251条】

各共有者は、他の共有者の同意を得なければ、共有物に変更を加えることができない。

共有の例と不動産を共有しない方がよい理由

 

例えば、自宅の所有権をAさん、Bさん、Cさんの3人で分割所有している状態のことを言います。

そして、不動産などの財産が共有になると権利関係が複雑になります(相続ではこれを防ぐのが大切です)。

それはなぜでしょうか?

 

不動産を上記のように複数人が共有すると、単に所有者が増えた、というだけでは収まりません。

共有の不動産を売却するためには共有者「全員の合意」が求められて、処分方法が大変になったりします(民法第251条)。

ここでは掲載しませんが、他にもあります。

処分方法が大変になると、考え方が異なる共有者同士で揉め事が起こりやすくなります。

これが不動産を共有しない方がよい理由になります。

 

 

まとめ

 

今回は相続と相続手続きについて簡単に紹介しました。

普段あまり意識していないことが概要だけですがお分かりになったかと思います。

詳細な手続きについてはまた別のところで紹介したいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

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